サラリーマンが変わる方法は三つのみ【参考例あり】

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「仕事に追われてなかなか自分の時間がとれない・・・」

「やれどやれどどんどん仕事がふってくる」

サラリーマンでこんな経験をお持ちの人は多いのではないでしょうか。

どうすればこのような状況を抜け出すことができるのでしょうか。

今回はサラリーマンが変わる方法について書いていきたいと思います。

サラリーマンが変わる方法

サラリーマンは時間がない

サラリーマンはなぜ時間がないのでしょうか?

最近では働き方改革が注目を集めていて、

労働環境は変わってるはずですが、

まだまだ多くの企業で時間に追われているサラリーマンが多いのが現状だと思います。

これには、雇う側の考え方によるものが大きく起因しています。

①今まで労働時間を増やすことで売上をつくってきたという成功体験

②仕組み化して効率を上げることができない

こんな上記のような状況なので、会社に変化を求めても時間がかかります。

ではどうすればサラリーマンが時間に追われた現状を変えることができるのでしょうか。

サラリーマンが変わる方法は三つだけ

まずは下記を見て下さい。

人間が変わる方法は三つしかない。一つ目は時間配分を変える、二つ目はは住む場所を変える、三つ目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。

最も無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。

そして時間、場所、友人の中でどれか一つだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的なのだ。 by 大前研一

ここから考えてほしいのは、

①会社に期待せず自分を変える

②選択肢を頭に入れて具体的に考える

ということが有効です。

上記を頭に入れて具体的にアメリカ企業で行われている時間配分を変える実例を見てみましょう。

アメリカ企業で行われている時間配分を変える実例

Intuitが参考

1983年に創業されたクラウド会計システムのジャイアント企業であるIntuitという会社があります。

シリコンバレーで会計税務のクラウドサービスを開発し、TurboTax・QuickBooksなどのサービスを法人・個人に向けて提供しています。

1993年にはIPOも果たし、会計税務のソフトウェア企業では世界でトップシェアを誇っています。

IPO後の翌年にはマイクロソフトに買収されるのではという話もあったりと、破談になった後も順調にシェアを伸ばしていて株価も順調に伸びている優良企業ですね。

時間配分を変える「Unstructured Time」

Intuitの良いところは常に社内からイノベーションを起こそうという企業風土なのですが、その事はCEOのコメントを見ても感じとる事ができます。

要するに社員8,000人全員が起業家という事ですね。日本で見てもここまで言える企業ってあまりありませんよね。

“We are 30 year old 8,000 employee startup. All 8,000 employees are entrepreneurs and they’re innovators. It’s everybody’s job to create, to invent, and to look for new and better ways to improve our customers lives.”
Brad Smith, Intuit

上記を実現するために取り入れているのが「Unstructured Time」という仕組みです。

これは全社員を対象に、業務の10%を自分がやりたいプロジェクトに時間を割く事ができるようになっています。

How it Works
· Employees can spend up to 10% of their time on Unstructured Time projects they’re passionate about
· If employees prefer, they can aggregate their Unstructured Time into contiguous blocks.
· Regular project planning will assume the 10% use of Unstructured Time across all employees

今までやっている業務時間の中で次に繋がるアクションをとれるというのは非常に参考になります。

これを自分自身に取り入れる

さて、上記の例をサラリーマンに取り入れるとしたらどうすればいいでしょうか。

それは、ずばり「セルフUnstructured Time」です。

今100%で行なっている業務をどうすれば90%の労力で終えることができるのか。

仕事を終えるために時間を使うのはもちろんですが、90%の労力で終える方法を考えることに頭を使うのです。

そうすれば仕事自体もデキるようになってきます。

もしも・・・

それが難しいようであれば他の二つができないか検討してみることをおすすめします。

是非現状を時間に追われている現状を変えるためにできることから始めましょう。

それでは。

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