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【読書メモ】稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則/木下斉

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安倍政権で「地方創生」という言葉が掲げられている通り、日本では今後地方をどうしていくかという重要な課題に直面していますよね。そんな時に出会ったのが、高校時代から商店街活性化に取り組み、今や地方再生をメインテーマに掲げる木下斉さんの本でした。

今回は、そんな「稼ぐまちが地方を変える」についてです。

こんな本

本書は、高校生時代から地域活性化事業に携わってきた著者が自らの体験をもとに、(1)これまでの「まちづくり」がなぜうまくいかなかったのか(2)補助金をあてにせず、民間が自立して地域活性化事業を行うために必ず守らなくてはいけないことは何か(3)これからの「公共」を民と官が担っていくためにはどうすればいいかについて、きれいごとは一切抜きで綴った1冊です。

出典: 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則

Peleの読書メモ

「まちづくり」「地域活性化」というテーマは多くの若者が興味を持っている分野の一つではないでしょうか。そんなホットなテーマについて、現場のリアルな様子を詳細に紹介している良書です。

例えば、地方活性化においては中途半端な多目的施設等にお金を掛けるより、「ピンホール・マーケティング」という営業可能な分野に徹底的に絞り込んだ手法で一点突破を狙ってビジネスとして拡大させていった方が効果的という話があります。これは、何か一つの分野で全国一位になれば全国から人が集まるウリができるというものです。

また実際には、岩手県紫波町では「オガールプロジェクト」という民間主体のプロジェクトがあるのですが、このプロジェクトでは予算で多目的体育館を作るのではなく、バレーボールに特化して国際試合でも使用される専用の床を使った本格的な設備を持った体育館を作った事で、結果的に全国からの集客に成功しています。ちなみに、以前ご紹介した岡山島県倉敷市児島では「ジーンズの聖地」としてPRしていますよね。これらは、まさにこれらは、小さな街が全国から人を集める有効的なマーケティング手法だなと思いました。

地域の売上をつくり、事業のコストを出来るだけ絞り、利益率を注視し、地域への再投資につなげていく。ここまで考えられて初めて、「まちづくり」「地域活性化」は地域経済に変化をもたらし、利益を生み、その取り組み自体もしっかりビジネスとして成立し、実効性を持ちます。

それでは、今日はここまで!


Thank you for reading:)
See you next time!







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