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【大きな壁】日本で大企業とベンチャー企業は本当に共存できるのか

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茂木経済産業大臣を始め、WiLの伊佐山さん、経営共創基盤の富山さん、DeNAの南場さん、ガンホーの孫さん、グロービスの堀さん、BCGの御立さんなど名だたるメンバーが集結し、不定期に開催される「ベンチャー有識者会議」。

日米の比較や実際のベンチャー経営者がどんな心境で大企業と連携しているかなど、普段なかなか聞けない興味深い話があったので少しご紹介したいと思います。

アメリカは日本の100倍のリスクマネー

まずリスクマネーというキーワードが、この会議での大きなトピックになりました。ここで言うリスクマネーとは、簡単に言えばベンチャー企業への投資資金と考えるといいかと思います。

日本でのリスクマネーは1,000億程度と言われていますが、実は経済大国アメリカでは10兆円程度のリスクマネーが供給されていて、これは何と約100倍もの差が開いています。

リスクマネーのメリットはベンチャー企業への投資機会が増える事や、リスクマネー供給先のベンチャー企業が大きくなれば国家にとっては雇用も生み出しますし、税収も増えるという事が挙げられます。

日米のGDP規模差が約3倍という事を考えるといかにリスクマネー供給量の差が大きいのかわかりますし、アメリカではIT産業が盛んなサンフランシスコ・シリコンバレーを中心に、下記のようなお金が循環するエコシステムが出来上がっていると感じます。

リスクマネー供給が増える→ベンチャー企業が育つ→お金を持つ個人が増える→エンジェル投資でまた市場にリスクマネーが流れる

実はベンチャー企業の成長は、新しい雇用を生み出したり、小さなお金で効率良くGDPへ貢献できるという経済成長に必須なジャンルと言えますね。

日本の大企業は社員99%が日本人で80%は国際経験がないクソサラリーマン社会だ

ブーズ・アンド・カンパニーのデータによると日本の大企業経営者は生え抜き社員が経営者になる確率が実に75%に迫るようで、Googleのような新しくて大きい企業とは真逆の古くて大きい企業体質がまだまだ日本には残っているという事がわかります。

アメリカで実際に暮らしてみるとわかりますが、人材は非常に流動性があってLinkedinなどを通じて外部から優秀な人材を採用すしていますし、実際にCEOの平均年齢も40代ぐらいと比較的若いです。

日本で大企業とベンチャーが共存するには、大企業側のマネジメント層が柔軟でなければ歩み寄りはないと思いますし、その為にも生え抜き優先からの脱却こそがキーになりますね。


Thank you for reading:)
See you next time!







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