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Netflixの成功とAmazon Studiosの失敗から見るヒット番組を作る為のデータの使い方とは

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昨今、動画コンテンツは最もアツく競争が高いジャンルになってきていますよね。それもそのはず、既存プレーヤー以外に個人で投稿できるYouTubeなど様々な新規参入が相次いでいる事が挙げられるかと思います。

そして、最もその最有力と言われているのが、NetflixAmazon Studiosです。両社ともインターネット企業のアドバンテージである大量のデータを活かし、自社制作コンテンツで差別化を図ろうとしています。

今回は、そんな両社の番組制作について少し見ていきたいと思います。

既存番組約2,500の中でトップを目指す

一般的に人気番組かどうかの指標ってIMDbという視聴者の番組評価サイトで、1〜10でランク付けされていて、平均点は7.4、9以上獲得すれば上位2%に入って一般的に成功した番組と言われてるんですね。例えば、皆さんご存知であろう「ショーシャンクの空に」や「ゴッドファーザー」は成功した番組(映画)だったりします。

2013年は動画コンテンツ産業において非常に目まぐるしい一年になりました。それは、Amazon StudiosとNetflixの本格的参入です。

マッキンゼー出身のRoy Priceが代表に着任しスタートしたAmazon Studiosが絶対成功させないといけない状況でとった施策は、コンテストで番組企画を集め、8つの番組を候補として選出し、それぞれの1話をオンラインでフリー視聴できるという施策でした。

そして、データドリブンのAmazon Studiosは視聴者がいつ再生・どこで停止したか、どこをもう一度観た等のデータを収集・分析した結果から、「Alpha House」という番組を満を持してリリースしました。

IMDbの評価は...「7.6」でした。むむむ、微妙?!?!?!

そして、その同時期にコンテンツ部門代表であるTed Sarandos率いるNetflixは、Netflix上の視聴者に関する全データを番組の評価や視聴履歴、どんな番組が好まれるか、プロデューサー別・俳優別に全て分析し、分析した情報を組み合わせ、最終的に「House of Cards」という番組をリリースしました。

IMDbの評価は...「9.0」でした。おおお、成功!!!!!!

同時期にリリースされた両番組。気になるのは、なぜ競争力が高く、データに強い両社に成功・失敗という差が生まれたのかという事です。

データが得意な部分を認識する

一般的に物事を判断する時は2つのステップに分けて行われると言われます。

1, 一つの物事を分解して要素を理解する事

2, それぞれの要素を組み立てて適切な判断を下す事

今回の例で、Amazon StudiosとNetflixの大きな違いは、データの使い方にありました。

それは、、Amazon Studiosが意思決定の全過程でデータを使ったのに対し、Netflixはデータと脳をそれぞれ適した場面で利用した、という事です。

一般的にデータは論理的に物事を理解する「1」において使いますが、「2」はデータを超えた範囲になるので脳を使います。

今回のケースで言えば、Amazon Studiosはデータドリブンで、データに頼ったが為に、失敗したという事が言えるという事です。

こういうケースを見てるとデータが重要視されてきている中で、データが意思決定を強いるようになると問題が起きてきますよね。忘れてはならないのは、どれほどパワフルだろうとデータは単なる道具という事です。

もしかしたら、何かを成し遂げようとした時に本当にとるべきなのは、データではなく、リスクなのかもしれませんね。最終的には自らリスクをとって意思決定し、成功したNetflixのように。

もう少し詳細を見たい方は下記の動画をご覧下さいね。

それでは、今日はここまで!



Thank you for reading:)

See you next time!







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